[元興寺周辺で問わず語り]

○ブラタモリでは元興寺の衰退をさらっとながしていましたが、衰退していく過程で資金繰りに苦しんだようで、周辺の商家に寺に所有物を差し出して融通していてもらっていたようです。ですから、周辺の個人宅には国宝級のものがいくつかある家がある、とおっしゃっていました。

○奈良は商都ではなかったものの麻布製品(奈良さらし)という特産品があり、明治期以降は麻加工の技術を転用して蚊帳生産に乗り出します。廃仏毀釈時には蚊帳のシェアが高かったのでお寺に融通するだけの資金があったそうで。もっともいまとなっては蚊帳はあまり生産されてないらしかったり。布巾なんかは生産されてるようなのですが。麻加工が盛んであった、ってのは今回はじめて知りました。あとその延長線上で、襖地も特産ってのは土地柄かも。また繊維産業とは異なるのですがボタンの生産がけっこうあるらしかったり。
自分(id:gustav5)のことを語る
