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自分(id:gustav5)のことを語る

学生時代、レポートなどで不安があると、なんとなく長くなることがある。
でもって、がんが脳に転移すると言葉が出てこなくなることがある。言葉というのはややこしくてつらねればいいというものでもなく、言葉にしてもなんとなくなにをいってるんだか判らないこともある。身内にがん患者が居てそれを経験として知ってはいて、ことばというのがおそろしいので、不安があればあるほど、私は文字にすると饒舌になっちまうことが多い。饒舌になったってうまく伝わるかどうかなんてわからないのだけど。
そういう不安を抱えながら他人の文章を読んでいても「目が滑る」ことがある。なにをいってるのかわからないっていうか、読めば日本語なんだけどよくわからないというか、ぴんとこないことがたまにある。おそらくつかってる言葉が根本的に違うというか共通の教養的基盤がないか、おそらく私がなにかこう、欠損してるのかもしれない。
目が滑る文章、というのをきいて「どきっ」てしてしまうのは、言葉が不如意というかその欠損を自覚して、不安があるからで、どうやったら「目が滑らない」ようになるのか、というとよくわからない。
うん、なにをいってるのかわからないかもしれない