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自分(id:gustav5)のことを語る

ここらへん、おそらく「木野」という小説に関係してくるのかなあ、と。
木野というひとがいて、奥さんが浮気してるんだけど、浮気してても傷つかないふりをして、しかし実際は傷ついてて、つまり蓋をしてるんだけど、そのふたが開く話で(なんだか日本語になってなかったらすいません)、22日付毎日に本人の解説が載ってるんだけど、「何か新しくつかみとろうとすればプラスの分だけネガティブなものが生じ」「プラスのものを確保しようと思えばネガティブなものも代償行為として引き受けなければいけない。そうしないと人は生きてる意味がないと思う」と書いてて、おのれのあたまのなかではなんかこう、回路がつながったというか。「ネガティブなものに対抗するためにはポジティブなものを自分で打ち立てなければいけない。そのためにはネガティブなものをはっきりみなくてはいけな」ってのも。
月並みなんだけど、再生っていうか作り直せるっていうか、それをフィクションにのせて語るのは文学として重要なんだとは思う。
でも、それを実行するのにはけっこう馬力がいるとは思うのです。