[日記]
日記ってなんなんだろ、ってのはずっと思ってて、宿題として日記の提出ってのはあったけど、書くことが無くてよく3行で済ませていた。高校生になって交換日記をするようになった時も書くことがおもいつかないからそういうときは絵を描いていい?という条件付きでやっていた。Webでダイアリを公開するようになっても「考えすぎじゃないですか」というメールを貰って(そういう親切なことを書いてくる人がいた)、じゃあ考えをどこに書いたらいかんのか!と怪しげな関西弁で考えたことがあるんだけど、いったい何を書けばいいのかってのはいまだにわからない。
文章というのは書いてると「こうあるべき」みたいなものができちまう。たとえば疲労で気が緩んでて回避可能だったのに失敗を起こしたことを書いたら「ちゃんとしなくちゃ」とか考えちまいます。文章としてはそのほうがおさまりがいいので「ちゃんとしなくちゃな」などとなんとなく書いちまう。じゃあほんとにそう考えてるの?というと怪しいのです。そのときはともかくとして、その週に疲れて疲労してるのなら休養をとるのがベストなのに休養をとらずに誘われて別のことをしてたりします。書いてるときはともかくとしてほんとは「ちゃんとしなくちゃなんて、あまり考えていない」です。書けば書くほど、しばらくすると考えてることとなんとなくかけはなれてるときがあります。だったら「ちゃんとしなくちゃ」なんて日記なんか書くなよ、なんすけど。そこらへんからなるべく「こうあるべき」を途中から排除して、あるべき論が引き起こしがちな永遠に未到達に思える理想郷を目指すことをやめ、なるべく起きたことを書いて・できそうなことだけ書いて、誇大妄想的にならないように心がけるようにはしてるのですが。
夏休みの日記のことを書こうとしてどんどんずれた。
自分(id:gustav5)のことを語る
