フラワーデストロイヤーが印象に残ってるのは受験の前に読んでいたからかも。住んでいた家は古くて冷房がなくて受験のとき夏休みは市立図書館や市民会館へ行っていた。図書館で辻井喬という人の「けもの道は暗い」っていう道成寺物とか説話や伝説のようなものを編みなおした短編集を手に取って一日ちょっとずつ読み息抜きとして活字の物語の海に溺れはじめた。たぶんそこからマンガからずるずるだらだらと活字のほうへ足をずらした。そこで文学部へ行けば話は違ってたのだろうけど、文学のなんちゃらってのは別にして単純に物語に溺れることを知ってしまったがため、大人になって仕事帰りに歌舞伎座のいちばん安い席で壁によっかかって眺めたり、落語を聴いて、ってほうに行ってしまったような気がする。
後悔はしてないけどもし活字の海へ行かなかったらもっと別のマンガにであえてたのかもしれない。
自分(id:gustav5)のことを語る
