かも兄さんが書いておられるので重複になるのですが
同性婚という言葉があります。同性の婚姻について国・行政機関がそれを認める場合いくつか種類があって、
〇婚姻は異性間のものとしておき、同性カップルに対しては同性間でも異性間で婚姻したことと同じ効果を持つ法律を別途作って施行する方法
と、
〇異性間のみとした婚姻そのものの概念を変えて同性異性問わずに婚姻を認める法を作る方法
です。
後者の代表がオランダで婚姻を異性間に限らないように変え、ドイツは前者で異性間の婚姻と同じ効果を同性間カップルも与えるライフパートナーシップ法というのを作っていました。ところが今日、ドイツの連邦議会で急転直下、オランダと同じく婚姻そのものの概念を変えてBBCニュースの言葉を借りれば「結婚は、異性もしくは同性の二人の人間が終生の前提で始めるもの」という法案が可決しました。つまるところ、ドイツにおいても異性婚と同性婚が同等のものとして扱うこととなりました。
でもってちょっとだけややこしいことを書きます。欧州には教会婚と市民婚という考え方がありまして、前者の「教会で結婚式を挙げたあと市役所で結婚式」か後者の「市役所で結婚式」というタイプがあります。ライフパートナーシップ法の場合は市民婚での対応でしたが、教会婚も増えてゆくのかもしれません。
海の向こうのことですが、世の中確実に動きつつあるのかもです
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