
南極から出てきたグロソプテリスというシダ類の植物の葉の化石です。思わずなんでシダ類があるのですかと質問したのですが、南極大陸は今の位置にあったわけではなく、ゴンドワナ大陸時代には赤道周辺にあって、そのときの名残です、とのこと。インドや南米でも同じものが見つかります。ついでに書いておくとシダ類でもどうも大木であったらしく、さらに二酸化炭素濃度がいまとは異なって、植物相もいまとはちがっていたのではないか、などと補足説明も受けました。

私は物理はともかく地学はやってないので基礎的なことが欠けてるのですが、断片でしかなかった知識が脳内で統合するとすっごく興奮しました
極地研南極まつり、興味深かったです。「みなさんの税金を使って」っていう言い方をなさってた研究者の方も居たのですが、願わくば萎縮することなく研究を深めてほしかったり。
自分(id:gustav5)のことを語る
