言葉でもってあれこれ考えて広告を作っていたのだけど90年代になったらディスカウントすれば物が売れる、ということになって広告の存在意義ってなにか、「いままでやってきたことはなんだったのか」的なことから考え直さなきゃ、ってなことを糸井さんだかだれだか書いていたのを日経か中日かで読んだ記憶がある。
絵本の騒動を詳しくは知らないものの、価値のあるものに金を払うという価値観を笑うのはけっこうだけど、安くする・タダにする、っていうのは「創作物に価値がない」というのと、マーケティングなら「考えがない」ことと同等のような気がしてならず、上策ではないような。
漫才師って言葉を扱う職業だから、そこらへん言葉をもうちょっと大切にしてほしかったかな、と。
自分(id:gustav5)のことを語る
