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陸中松川というところの旧東北砕石工場の跡地が資料館になっててそこにも行ってました。旧東北砕石というのは宮澤賢治が晩年技師として関与していたところです。
岩手県下の酸性土壌改良のための石灰を算出していたところです。有名どころでは岩手山のふもとの火山性土壌だった小岩井農場にも出荷してます。東北砕石はいまは操業を止めているのですが、陸中松川では他社がいまでも操業してて、

建材のほかは震災以降は津波を被った土地の中和であるとか、pH値が低くなるとセシウムが植物に吸収されやすくなるということから岩手県中の牧草地に対して石灰を3万トン撒いたのだとか。賢治先生がおもいもつかないような使い道ができてしまって、って資料館の人は笑ってたものの、笑っていいところだかわからず。
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