
晴れてればプリズムを通した太陽光がいまでも観測できるらしいのですが、今日は曇天なのでできませんでした。でんきのやつです。
器具類はカールツァイス社ほかドイツから輸入したものと、戦後改修時の日本のものがあったそうなのですが、ドイツのものはいまとなってはよくわかっていないらしかったり。

いまは太陽観測は別の望遠鏡を使ってて太陽フレア観測のほか、太陽全体の観測に利用されてます。

もうひとつ重要なこととして太陽観測衛星「ひので」ってのを10年前に打ち上げてて、磁気嵐を引き起こすフレアを予測したいので研究が進められてて「ひので」でわかった太陽表面の磁場データを基に、
「磁気エネルギーがどのように蓄積され突発的に解放されるのか」ということについて、再現が可能な程度になっているようです(つまりフレアについてある程度はわかってきた)。磁場関連で「ひので」でわかってきたことはほかにもあって、太陽の極域全体に斑に強い磁場があり、ずっと観測しているとN極が多かったのにいつのまにかS極に入れ替わったり、ってなことがあるらしかったり(わけわかりにくい説明だったらすいません)。
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