昔、丸善の入ってるビルで小冊子を配っててそこで為末さんがインタビューを受けてて、趣旨としては「結果は運、挑戦は意思」で、努力は必ずしも報われるわけではなく、結果は自分ではどうしようもない要素に左右されやすく、でも結果にとらわれずに挑戦を続けることってのが大事、ということをのべていて、結果は運とする考えの受容と、挑戦を続ける意思を維持すべき、のはいうほど簡単ではないのですが、しばらくしてからじわじわと理解できてきました。がんばれば報われるかもしれないというのはどこかにあるものの、40過ぎてそんな単純な世界ではないことはさすがに承知していて、腑に落ちるところがあったからです。スポーツ選手じゃないけど。
ただわたしは為末さんの説を完全に取り入れることができてなくて・おのれのものにするところまではできていなくて、準備を万端にしても結果が想定外だったときにたまに内心揺れ動くところがないわけではないです。
想定していた結果ではないときにどうやって再び前向きになれたのか・どうやってリカバリしたのか、どこかそういうインタビューをまとめてやってくれないかな、とムシのいいことを考えちまったり。おそらく汎用性のある解なんてなくて、おのれでなんとなしなくちゃいけない、という答えはうっすらわかってるのだが。
自分(id:gustav5)のことを語る
