科学史的なことに疎いので何割か差っ引いて聞いて欲しいのですが、1900年代から1990年くらいにかけて個々の人間が持つ「人間性」よりも、「社会のために」というものが力を持っていた時代で、その延長線上にナチスにおける治癒しない患者のための殺処分許可であるとか、日本におけるハンセン病患者の断種であるとか、社会のためにというお題目があったにせよ、そちらに流れてしまった側面はあると思います。
日本だけの問題かどうかなんともいえないのですが、人って「よりよい社会のために」というのが出てくると容易にまちがうのではないかと思っています(今回ちょっと物議をかもした発言をした人も同意はできないのですが、根っこは自ら提唱した政策ががよりよい社会のためだと思ってるのですが)。
じゃ、どうするか。
失敗を含めた近現代史というかそこらへんの出番なんだと思うのですが。でもあんまり顧みられてない気が。
巧く返答になってなかったらごめんなさい。
自分(id:gustav5)のことを語る
