「先輩いつまで正座してるんですか? そもそもなんで正座? 昭和かな?」
「昭和とか言うなよ… お前もギリ昭和だろ。」
「そうでしたっけ? ホラも~ べんけいめっちゃ畳の跡ついてるじゃないですか。よく痛くないな…。」
「痛くなくねーよ。 王子が正座しろって言ったんじゃん。 僕と大塚さんどっちが大事なんですか~つって。」
「そうでした? で? 先輩はどっちって答えたんでしたっけ。」
「大塚さん。おいしい方の回転寿司連れてってもらったし。大体お前それ大塚さんの目の前で言うからだろ!!」
「気付かなかったんですよ…。 いつもあの時間て大塚さんポカリ飲みに行くじゃないですか。」
「イヤ知らないよ大塚さんがポカリ飲んでるかなんて。」
「あの年代はポカリ好きなんですって絶対。それかオロナミンC。」
「確かに… おれの爺ちゃんいっつもオロナミン飲んでたわ。」
「でしょう?」
「それはいいとして、普通に上司の前で本人の批判できるわけないだろ。」
「そうかもしれないですけど、僕は傷ついたんで謝って下さいよ。 いや、謝るんじゃなくて撤回で。」
「撤回?」
「撤回。”あれは間違いで本当は大塚さんよりも王子の方がかっこいいしネーミングうまいし大事です”。 さんハイ。」
「ホントウハオオツカサンヨリモオウジノホウガカワイイシネーミングウマイシダイジデス… ピー… ガー…」
「ちょっと~!! ダメです! 不備です! やり直し! 正座してやり直してください。」
「あっ ホラ。」
「ん?」
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