日傘といえば。
昨日観た劇の中で、攻撃的な叔母と気弱な姪がテーブルを挟んで会話するシーンで、叔母が怒りを爆発させる時テーブルの上に閉じた黒の日傘をばしんと叩きつけ、姪の方へずいと向けたのが、銃口のように見えた。
一方姪にとっては自分の世界を守るための白の日傘。それを開いて顔を隠し、その時初めて叔母に向かって流暢に話を展開させることができたのを見て、盾のようだと思った。
あれが盾だとすると、叔母の日傘は剣になるのかな。
わかりやすい対比ではあったけれど、難しいのは気付けないので、あれくらいが好みだ。面白かった。
しまのことを語る
