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もえをのことを語る

エレベーターに乗ると3階で止まる。(家は5階)
工事かなにかをしているらしい。扉は閉まり、また下降する。
再び3階で止まる。
暗号でどちらの3階で作業するか指令があり、3階と2階は分岐しているようだ。
1階で友達の女の子と合流して5階に戻った。
エレベーターホールは工事をしているらしく、がれきが積まれている。
その横で女の子が例の暗号表を熱心に見つめて解読しようとしている。
それを横目に「私」は友達の女の子と暗号表の見せ合いっこをしていた。

暗号表は各個人で微妙に違うらしい。
共通した部分をどうやって使うのか、どんな表なのかを二人で
絵本を見るように遊びながら解明しようとするがさっぱりわからない。

暗くなったので家に帰ると「父」が帰宅していた。
「母」は出かけたきりで帰っていない。
「父」は我が家に関するレポート(一日一回配布)に目を通しており
「妹」は歌が好きでフランス語の本かなにかを買った、とかいうような報告を見つけ、それを渡すようにと「妹」を呼んでいる。
「私」は「いとこ」から暗号表を捨てたいという相談を電話で受けていた。
「私」は暗号がわからず、さっぱり意味もわからない無縁のものだとは思っている。
しかし、この世界には暗号が溢れており、それに逆らうのも何が起こるかわからないので(この電話も盗聴されているかもわからない)
とにかく意味がわからなくても捨てることはないこと、
わからなくても表を見るのは楽しいから捨てなくてもいいのでは、と説得をする。
電話を終えた後、「父」をみるとレポートに「私」に関して何か怖いことが書かれていたのか
異様なものを見る目つきでこちらを見つめていた。

ここで目が覚めた。