- ---------- memo -----------(稲)
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イネ(稲、稻、禾)は、イネ科 イネ属の植物である。稲禾(とうか)や禾稲(かとう)ともいう。
収穫物は米と呼ばれ、世界三大穀物の1つとなっている。
本来は多年生植物であるが、食用作物化の過程で、一年生植物となったものがある(後述のインディカ種に見られる)。
また、多年型でも2年目以降は収穫量が激減するので、年を越えての栽培は行わないのが普通である。
よって栽培上は一年生植物として扱う。
属名 Oryza は古代ギリシア語由来のラテン語で「米」または「イネ」の意。
種小名 sativa は「栽培されている」といった意味。
・うるち(粳)性ともち(糯)性
稲の食用部分の主成分であるでんぷんは、分子構造の違いからアミロースとアミロペクチンに別けられる。
お米の食感は、両者の含有配分によって大きく異なる。
すなわちアミロース含量が少ないお米は加熱時にやわらかくモチモチした食感になり、
アミロース含量が多いとパサパサした食感になる。
日本人の食文化では、低アミロースのお米を「美味しい」と感じる。この好みは、世界的には少数派となっている。
通常の米は20%程度のアミロースを含んでいるが、遺伝的欠損によりアミロース含量が0%の品種もある。
これがモチ性品種である。
アミロース含有を0%にする遺伝的欠損をモチ性といい、この特質をもつ作物は稲だけではなく、
他にアワ、キビ、ハトムギ、モロコシ、トウモロコシ、オオムギ、アマランサス(けいとう)に見つかっている。
これらの作物は世界中で栽培されているにもかかわらず、モチ性品種が栽培されている地域は
東南アジア山岳部の照葉樹林帯に限定されている。
その特異性から、その地域を「モチ食文化圏」と呼称されることがある。
日本列島自体が西半分を「モチ食文化圏」と同じ照葉樹林に覆われており、
またハレの日にもち米を食べる習慣がある(オコワ、赤飯、お餅)ことから、日本文化のルーツ(の一つ)として注目された。
