難波で本屋さんに入り、うろうろと見て回ってるときに、ふと2，3ヶ月前に家の近くの本屋さんでまだ読んだことのなかった時代小説のシリーズ物で「面白そうだからそのうち読んでみようかな」というのがあったのを思い出したが、題名はおろか著者名も何も憶えてなかったので、探すに探せなかった。
その時はあきらめたけど帰りに時間があったので再度本屋さんに立ち寄り、確か著者は女性だったことと帯の惹句に書いてあった雰囲気を頼りに時代小説文庫の棚を端から見ていって、ようやく「これだ！」と思い出して購入。
帰りの電車の中で早速開き、1ページか2ページ読んだところで気がついた。
こ　れ　読　ん　だ　憶　え　が　あ　る　！！
だって題名も何も憶えてなかったから、あの時買わなかったと思い込んでたんだよ。