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ずぼんぼ@豆腐の角のことを語る

自宅を出たのは未明で、空港までの乗換駅で電車を待つ間に、細く輝く三日月をたたえた空が明るくなってきた。出発空港では黄色い朝日が登ってくるところで、ラウンジの椅子に座って軽食を食べているビヅネスマンたちが、大きな窓から入ってくる真横からの陽をうけているのが比喩でなく眩しかった。
飛行機内では隣のおっちゃんが小刻みに動いたり鼻をほじったりしてせわしなかったが、私は眠くて半分くらいは意識を失っていた。
午前9時に到着した故郷の空は灰色の雲に覆われ、「小雪」と呼ぶには大粒の、さりとて分量や密度は「大雪」とも言い難い、間をとって「雪」が降っていた。
転倒をきっかけにいくつかの重大な問題が見つかって、隣の市の病院に入院して手術をしたが、状態がアレと聞かされていたばあちゃんは「今日はとても調子が良い」とのことで、術後の傷か装備の影響か、不具合を訴えたり、因果を嘆いたりしてばかりだったが、どうやら大丈夫と知れた。それだけでも故郷に帰った甲斐があったというものだ。どうせ一週間後には再度帰省するし、これなら今日の最終便で引き返してもよさそうだ。
今年は周囲で手術が多発しており、ああこれはたいへんだと改めて感じた。
昼飯時にいちど故郷の家に戻り、甥と戯れる。このころから晴れ始める。
その後甥の昼寝は彼の祖父母に任せ、彼の母ときんじょで線引きしたりして再度祖母を見舞う。
朝よりだいぶ落ち着いていて、朝は私を認識できていたのかどうかやや怪しかったが、今回は私とわかって話をしてくれた。10日も経てばまた来ると告げて退出。
故郷の家でばんめし食って空港に向かう。羽田混雑により出発が20分遅れるという放送があったので空港の敷地で線引き。さらに遅れて出発、機中ではほぼ寝て過ごして到着。
さあて明日の仕事はどうなっているかなあ。