id:zushonos
ずぼんぼ@豆腐の角のことを語る

中略部分はだいたいこんに感じ。
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男「普通のスニーカーですよ、5000円だし」
女「値段は関係ないの、履き方なんです。(辺りを指さして)ほらね、そんなに綺麗に履いている方はいらっしゃらないでしょう」
男「(受け取った名刺を見て)◯◯さんか。この前知り合った人が同じ◯◯さんだったなあ」
女「えー、それ私じゃないのフフ。ご存知ですか、この会社、✕✕駅の近くの小さな小さな会社なんですけど、ずいぶん昔から、ほそぼそとがんばっているんですよーフフ。それにしてもきれいに靴履いてますねー」
男「そんなに靴が気になりますか。会社は✕✕か。じゃああと2駅かな。お住まいはどちらです?」
女「私、靴を見るのが好きで、初対面の人は必ず靴を見るんですよー。靴を見ればその人がわかるっていうか」
男「靴でわかるの?僕は違うなあ」
女「じゃあ何を見るんです?」
男「ハートですよ」
女「私のハートも見えるかしらフフ」
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降車時にちょっとチラ見したおぼつかない情報ですが、女は30代かなあ、20代にあの声色はできないんじゃあないかという感じ。驚くような容姿ではないと思えた。
男は野球帽にジャンパー、ジーンズにスニーカーという衣装で、こちらも驚くような容姿ではなく、年の頃は70を超えているんではないか。私の想像力では、ひと目で各種の欲得にスウィッチが入るようには思えなかった。

降りてその後を探らなかった自分が恨めしい。
年初に城ヶ島に行った時は黄昏流星群案件(命名:トゥナキャイさん)に出くわしたが、本件はリバースエッジ大川端探偵社案件としたいところです。