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ずぼんぼ@豆腐の角のことを語る

日記

帰宅したら、かつての勤務先で働いていたときに通っていた整骨院からのはがきが届いていた。もう5年は行っていないが、さいきん年に数回近所に行くことがあり、顔を出してみようかなと思うこともあった。特に先日松山で整体を受けていくつか劇的な変化があったので、また思い出したのだ。
しかしこの整骨院から郵便物が届くのは初めてだ。いったいなんだろうと思って文面を読むと、閉院の挨拶と、同じ場所に別の整骨院が開かれるので、オープン前に内覧しますという知らせが書かれていた。
うーむこれは体の良い個人情報売り渡しか、いや、さすがに新整骨院に住所氏名まで引き継ぎはしないだろうが、などと思いながら眺めたが、いちばん気になったのは、差出人の苗字だった。
私が通っていたころ、この整骨院は院長一人で運営していた。新たに従業員が入ったかもしれないが、このようなはがきを出すとしたら院長名義だろう。院長は柔道経験のあるアスリートで、サーフィンが趣味と言っていた。がっしりした体型でユーモアもあり、妻帯・子持ちだったと思うが、きっとモテただろう。この整骨院に通う同僚の間では、院長のルックスは「かっこいい日村(バナナマン)」ということで意見が一致していた。そうかバナナマンは5年以上前から人口に膾炙していたんだな。
整骨院では、こちらの苗字は呼び出されることはあっても、院長とのやりとりは通常一対一なので、あまり呼びかけた覚えがない。呼びかけたとしても、おそらく「院長」と言ったのではなかったか。昼休みに近所ですれ違うこともあったが、「こんにちは」とは言っても呼びかけはしなかった。

そんなわけで、はがきに書かれた(おそらく)院長の苗字が「日村」でなかったのがたいへん気になった。いや、日村ではなかったはずだが、こんな苗字だったのだろうか。それともすでに別人になっていたのか。