高校1年生のとき、同居してたおばあちゃんが亡くなった。
大きな原因は多分老衰で、入院生活も2ヵ月と短かったけど、私はずっと弱っていくおばあちゃんを見続けていた。
学校の帰り病院に行っても、いつの日か私のこともわからなくなっていて、看護婦さんに別の誰かの名前を呟く様に教えてた。
私が16歳になった次の日に亡くなったおばあちゃん。最期は家族全員で病室に集まり、息を引き取るのを見届けた。
ずっと一緒に暮らしていたおばあちゃんなのに、あんまり悲しさを感じなかったのは、多分ずっと見てたから。
家で寝たきりになって、お母さんがごはんを用意する様になって、入院して、そこでまた徐々に弱っていくのを。そして最期の時も。
お葬式に東京からかけつけた同年代のいとこはみんな泣いていた。何も知らないくせに。会う頻度だって年に一度より少ないのにって思ってた。
でも、今思うと、だからこそいとこ達は泣いてたのかもしれない。
元気だったおばあちゃんしか知らないから。次に会ったときは冷たくなってたから。
そして今の私も同じ状況なのかな、と。
あの時はじめてお父さんの涙を見た。お父さんもお母さんももっともっとつらい経験たくさんしてきたよね。
私は乗り越えられるかな?やっぱりとりあえず一度帰った方がいいのかな?
