~理想の女(ひと)~
kanimasterさんのところで『高野聖』の記事があがっています。
泉鏡花『高野聖』
http://d.hatena.ne.jp/kanimaster/20091031/1257002409
先日の拙ブログやWEB小説等でもお察しいただけるかと思いますが、
「鏡花myラヴ~v」
なものでして、チョウ嬉しくなっちゃいました☆
十代のころ、
大人になったらこんな女性になるぞ、なりたいぞ、とひたすら憧れていたのは、
西はラクロ『危険な関係』の「メルトイユ侯爵夫人」、
東はこの鏡花の『高野聖』の御婦人でして、
当然のこと、わたくしごときには夢のまた夢、
お二方とも虹の彼方どころかアルファケンタウリより遠い御方でございます。
嗚呼、憧れの麗しい女性たち!!
例の、「優しいなかに強みのある」につづく描写は暗記しておりますほどですよ(笑)。
さて。
ここでちょっとジェンダー的なはなしをすると、
彼女たちを同性の理想的規範として求めていただけでなく、
(こっちには男性への反撥や抵抗はあるかもしれないけど)
もしもわたしが男性であっても、
きっとこういう感じのひとが好きであろうなあという想像もあります。
これは、男性の欲望の「内面化」とかいうしゃらくさい(笑)枷ではなくて、
小説を読み書きする際に、ひとは性の垣根などやすやすと越えていくものだし、またそうじゃないと物語を読むもっとも大きな楽しみのひとつを味わえないじゃんってわたしは考えています。
「ボヴァリー夫人はわたしだ!」とフローベールが言ったように。
(そしてまた、ムッシュウ・ボヴァリーも彼であったでしょうけれど。これはまた、ちょっと違う次元のおはなしかな?)
まあ、そんなことはさておいて(笑)。
好いですわ、よいですわ『高野聖』☆
それから、『天守物語』の富姫様も好き~!
と、
ただ好きスキいって終わるのである。
(それにしても、おふたりとも既婚者のうえ、タイプは違うけどファム・ファタルですわねv いわゆる魔性のオンナだわ)
