id:florentine は
florentine(磯崎愛)のことを語る

~「いまプルースト読んでます」って、なんか、とっても幸福な感じがする~
 
MARCEL PROUST
A LA RECHERCHE DU TEMPS PERDU
VI
LE CÔTÉ DE GUERMANTES
(DEUXIÈME PARTIE)
http://www.gutenberg.org/files/12999/12999-h/12999-h.htm#
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かっこうつけてフランス語をはってみた☆
ほんとに読んでるのは、こっち。
失われた時を求めて〈2〉第一篇 スワン家の方へ〈2〉 (集英社文庫ヘリテージシリーズ) [文庫]
マルセル プルースト (著), 鈴木 道彦 (翻訳)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4087610217
 
2008年に鈴木道彦先生訳で1巻を三回ほどウットリしながら読んだあと、しばらくご無沙汰で、先日いきなり2巻に突入して驚いた。
三人称小説(?)、なのだ。
数頁程、思わずドキドキしながら読んでしまったじゃないか(笑)。仕掛けがあると、キンチョーする。ただでさえ、こういうハナシなんだから。やだもう吃驚させないでよ、と誰にともなく(否、マルセルさんへの、だね)悪態をつく。
「はじめに」を見ると、「『スワンの恋』は、語り手がだれかから聞いた話を小説仕立てに構成したものと考えるのが、最も妥当な解釈」とある。
先生の「プルーストの”私”」(1959年)は「語り手の無名性を最初に立証する論文」だそうだけれど、以前に紹介した吉田城さんの本といい、確かにテクスト読むだけで快い、シアワセ、至福っていう立場もあるけど(今のわたしの状態)、もっともっとと貪欲になりたくなるような魔物的シロモノでもあるのだなあ、と。だって、たんなる「研究対象」っていうんじゃない感じがするのですよ。
そして、学生時代のじぶんがどうしてこの小説から逃げたくなったのかもよくわかる。年を経て、また再び手に取ることの出来るシアワセ、読み返すことの面白さを知る。
あ、そうだ!
集英社文庫版は、どうやら巻末に初刊をのぞき鈴木先生以外の方のエッセイがついているみたいで((初刊は当然、訳者である。そして、まだ全部よんでないから各巻だれが書いてるかわかんない)、2巻は工藤庸子さん。工藤さんの「読み」はいつもとってもわたしにはツボなので、これから読むのが愉しみだ。
ほかの文庫はどんな「オマケ」がついてるんだろう?