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florentine(磯崎愛)のことを語る

~澁澤だから許されるってことはあると思うの~

先日『エロティシズム』を読んだって書いたじゃないですか。で、まあ、ほんとに二十年ぶりだか四半世紀(!?)ぶりだの再読だったんですが、何にイチバン受けたかというと、コレです。

「わたしには、愛は性愛だけで十分なような気がする」

流石シブサワ御大!!
(流石渋沢御大、と書くと、あっちのみ~ずは甘~いよ、と真逆な、いや~な味のする川を何かがゴロゴロ流れていくようで面白い 笑)
そうよねそうよね、「エロティシズムの大家」だもんね。
天下の「澁澤龍彦」だから言っても様になるし、カッコイイよね? わたしもそう思うよ。だってこれ、三島が口にしたら、

「ユキオさん、だいじょうぶ? 無理しなくて、いえ、見栄張らなくていいですからっ!」

って言いたくなるもん、マジメに。
なんか、ユキオさんの繊細で驕慢なプライド傷つけないように身を案じてさしあげなきゃって気になります(←ひとでなし的に酷い! が、わたしはとっても三島ふぁん、なのです。好きだからこそ、いぢめたくなるのだ☆ えへへ)。
谷崎は犀利なひとなので(あの淀みや惑いのない文章ったら!)、はじめからそういうこと言わないだろうし。澁澤のナルシズムや気取りと彼は無縁な位置にいるという、自信のようなものか。
ついでに『少女コレクション序説』も読み返したんですが、ええ、コッチのほうが断然面白い。本人もそう書いてる(笑)。ユルギス・バルトルシャイティスからのパクリ(笑)満載ですし!(種本なのはご承知のとおりv) 
とはいえ『夢の宇宙誌』が手許にないので、なんかちょっとシブサワを堪能した気分には程遠いのであった。
(『高丘親王航海記』は今よみたくないの。むちゃくちゃ嫉妬しそうだもん)