id:florentine は
florentine(磯崎愛)のことを語る

~読了(小説以外)~
 
『鹿島茂が語る山田風太郎』(角川文庫)
http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200911000176
 
これは面白い!!!
出だしはこう。ここで膝を打つひとは多いと思う。

「山田風太郎の時代小説は、小説というものをあまり読んだことのない素人の読者でも充分に面白いものですが、小説を山のように読んできた玄人の読者にとっても、この上ない贅沢な御馳走と映る小説、つまり小説グルメのための小説です」
 
鹿島先生ってば、山田風太郎を「マニエリスム」と評するところがもうサイコ~☆
もちろん、山田風太郎は超チョウさいこ~☆
  
この「マニエリスム」の意味がね。いやはや至極カッコイイです。
小説はこうでなくっちゃ☆
(わたしはやっぱりどうしたって、超絶技巧が好きなの。そして、虚実の入り乱れが好きなのだ)
(そういえば唐突に思い出したけど、漱石の小説論、けっきょく読んでない。いや、しかし、まあ、いいや。あのひととはなんだか相性悪いので)
  
ところで。
小説に関してだけでなく、
19世紀は、汲めども尽きせぬ泉だなあとしみじみ思う夜でした。