id:florentine は
florentine(磯崎愛)のことを語る

~表現の自由についてとかイロイロまとまりなく~
 
焚書、発禁書、地下出版もろもろ。
じぶんの好きな作家たちは、こういう憂き目(?)にあってます。
(マンディアルグはどんな気持ちで地下出版したか正直よくわかんないけど)
ここを読んでくださってるひとはおわかりでしょうが、
わたしは弱虫でヘタレなので、表現規制とか思想統制とかそんな恐ろしい世界にならず、自由にものが書ける状況であってほしいと強くつよく願ってます。
その証拠に、今年の頭にじぶんのブログ「2009年の10冊、ならぬ20冊」に書いたのは、
 
「平和でなければ、こういう作品はたちあがらないし読まれない。
思わぬことに、本音が出た。
そう、わたしは今、自由と平和を享受している。
そのことを、とても強く意識した一年でした。
今年も、素晴らしい本と出会えますように!!」
(http://ainokarakuri.blog42.fc2.com/blog-entry-91.html)
 
ってくらい、そのことに関しては、いまの日本に生きててよかったと思ってる。
この国にいて色々と息苦しいこともあるのは事実だけど、でも、先日よんだパヴィチの国(旧ユーゴ)のようなところで、わたしはモノを書けるかしらって考えると、想像するだに身が竦む。そんな凄まじく怖い状況に追い込まれたくない。
パレスチナにいったジュネのような作家を愛してるくせにと思うけど……怖いものは怖い。それに、大好きだからこそ、考える。ひとごとじゃない。ぜんぜん、ひとごとじゃない。わたしにそういう「勇気」をと願うことすら、恐ろしい。
(そしてジュネでさえ、あの場で「老人」ゆえに戦場に出ないで許されることを知っているとして、暗に揶揄または非難されるシーンがある。あの場に行ってとどまることだってものすごいことなのに! そして、それを書き残すジュネ!!)
 
それでも。
ちいさいころから「女の子なんだから大人しくしなさい」としつけられ、または「オンナのくせに」って貶められてきたから、もうこれ以上、じぶんの声を塞がれたくない。
 
あとは。 
澁澤龍彦を拝むくらいの気持ちでいる。
同じ誕生日なので(笑)。