~なりたいもの~
ごくたまに、『新しい太陽の書』のセヴェリアンになりたいと思う。
途轍もなくマッチョ。破壊主にして創造主。神であり、神の子でもあり、ひとの子らの最高権力者。父なる原理の遂行者。しかも、「拷問者」。キてる!(笑)
(ていうか、わたしのカトリック理解は究極「SM」なので(すみません、すみません、ごめんなさい)、それで全然ある部分においては違和感ナイんだけど 笑)
いやべつに、権力者になりたいとか支配者になりたいとかいうんじゃなくて、ね。
(んなのメンドイじゃん 笑)
この世界の死と再生の語り部になる、しかも、その途方もなく面白い物語の主役をはって、かつそれを自ら語り下ろすってさぞかしキモチイイことだろうねえって思うだけ。
つまり、小説を書いて、セヴェリアンに憧れないでいる理由はなにもない。史上最高にして最強の「騙り手」だから。
そしてそこに、自分を投影できる作者のジーン・ウルフ。
本気で、憎い。
まあ、なれないから「憧れ」なんだけどね。ごくたまに、なところがわたしだし。
ヘラヘラっと笑っとこう。
笑って、わが道をいくさ。
(なにげに陰鬱なのは、大谷崎の「愚鈍にして真面目なる者の、よく藝術に堪ふる事なし」に悲しくなったのです。そういう真理をいっちゃイヤン)
