~嫉妬する~
水村美苗『日本語が亡びるとき』(筑摩書房)
各地でよめよめよめとくりかえされ、ようやく手にする。
まだ半分。
なんとはなしに、デジャヴュ。
みんなに言われたのに今日まで読まないできたのは、
図書館に予約いれて、いつまでたってもこなかったせいもあるけど、
避けてたのは、水村さんに嫉妬してるせいなの。
だって、十代二十代とわたしの最愛の作家である辻邦生さんと「往復書簡」交わしたんですもん!!!
しかもシカモ、わたしの大好きなおはなしを語り合ってるんだもん。
シットの嵐!
(奥様の辻佐保子さんには嫉妬とか全然まったく、しないんだよねえ。憧れるばかりで。というか、卒論の文献でお世話になったりしてるし。わたし、水村さんの立場が、羨ましいのよね。あの辻さんに優しく真摯に語ってもらえる、相聞のように、お互いの声に耳を傾けて話しあえる、辻さんとそういうことができるひとへの羨望なんだよなあ。と、そしてもちろんのこと、これが、辻さんと仲のいいどくとるマンボウ先生にむかうわけじゃなくて、やっぱり「女性」の「作家」へと向かうのよね。でもデモ、辻さんとっても優しくて素敵なんだもん!!)
てことで、べつに、本の感想とかじゃないのだ。
まだ半分だし。
