佐伯順子『「愛」と「性」の文化史』(角川選書)
ん~む、あまりにも話題が広すぎて、こう、なんというか、とても困る。さまざまな論文の寄せ集めならしいのでしょうがないのかな。もっと、何かにどれかに特化して集中的に書いたものが読みたかったです。
ところどころは面白かったけれど。
与謝野晶子と谷崎のはなしは個人的に凄くウケた。
そうそう、このひとたち、そういう変なひとたちで、しかもわたし、そんなへんてこりんなひとたちの可笑しなオカシナ影響うけまくってるよね~的な恥ずかしさと身の置き所のなさに襲われ、ひたすら凹む。笑いながら。
そうなの、偏見というやつは作家の生命線と言い切ったわたしなので、そこは受け入れるしかないのだが。しかし、恥ずかしいしみっともないことには変わりない。
でもまあ、そういう激しい思い込みというか、ひとさまから見たらどうしようもない感じのことを後生大事に抱えて生きてるひとのほうが、作家としてはイイモノもってるような気がするので、よしとする。自己弁護的に。ええ。自己弁護ですとも!
florentine(磯崎愛)のことを語る
