ジャンル分けは基本、販売とか何とか(ナントカってw)の問題だと思ってるし現時点でプロではないんだから(出版社さんの意向とかないのですから)気にしないでガシガシ行くぜ! とは考えているのだが。しかし。
たまに、
わたしの小説って誰に受容されるなり需要されそうな枠なりがあるのかな、と考えてワカランどうにもわからん、ンガー! みたいな気持ちになることがある。本音では、そんなに特別に変わったものを書いている気はないんだな、本人としては。わりとふつーの、正統派の小説だと思うのに、意外に受け入れられそうな場所が思いつかない。リサーチ能力が低いのか。という問題でもない気がする。今までの、ギョーカイのひとたちのアドバイス等を鑑みて。
まあ、小説家はひとり一ジャンル作れたら最高! なのでそういうことにするさ、とか思って落ち着くことにしてるけど、でも、
わたしの小説は特に「新しい」「斬新」「新奇」ってタイプではないよな、とか考え出すとそれはつまり世に出づらいってことで、それより何より自身の凡庸さに嫌気がさして倒れ臥したくなるのでけっこうツライ。それと、性格とかもそんなに変わってないしとりたてて面白みのないひとだし、そのへんも不利だなと思う。
だって、小説なんてみっつも書けばどうにかなるし、ある程度よんで書いてけばうまくなっちゃうので(とゲンチャンが言ってたYO!)、それよりなにより人間が面白いだけで面白いものが出来あがっちゃうんだよね。
あと特別な生まれとかでもないしな。ピンチョンなんて、アメリカ史かくように生まれついちゃってるもんね。もう神様に選ばれまくってるというか。羨ましい。かっこいい。ちょーちょー妬ましいが、好きなので。うん。
てなわけで、でも。
凡庸で、なにひとつ特別なところのない人間が、愛と努力、情熱と根性、それらだけで何か出来るようになるっていうのはわりと自分らしくていいかな、とも思う。
そんな午後。
florentine(磯崎愛)のことを語る
