~今日は小説かこうと思ってたけど痛いのでやめてラブレーを読む~
「あくまでかくかくと主張するが、但し火刑に処せられるのは真っ平御免」(解説から)
十代で接した際は「ふーん、大変だなー」てな感じで読みすごしたラブレーの言葉であるが、ラブレー先生一流の冗談めかした調子ながら現実ソウイウ時代であったわけで、「卑猥」「異端邪説」「忌むべき」「けしからん」「告発」という文字が並ぶのを目の当たりにすると、いまのわたしにはなんとも痛々しく身に迫るのであった(えっと、その、じぶんの身体がいま本当に痛いからそう思うってのもあるんだけどさ)。
ところで。
渡辺一夫訳はやはし、超絶技巧ですな。
ただし、翻訳は更新されてもイイ。というか、そのつど更新されるべし。と思っているし、宮下訳も洒落てます。かなり大胆に今風(今様)かな。吹き出すくらい、いい具合にラブレーっぽい卑猥で俗な言葉がちりばめられてて面白い。
初読なら(ひとにもよるが)、宮下訳をおすすめしたいかも。
florentine(磯崎愛)のことを語る
