Jean Genet · Violence et brutalité
http://etoilerouge.chez-alice.fr/docrevinter/allemagne9.html
『公然たる敵』(月曜社)の「暴力と蛮行」の原文。
まだ原文全部ちゃんとは読んでなくて最初と最後のパラグラフのみ確認というチョーいい加減であやしいチェックですが(をいをいっw)、翻訳の冒頭の一文を読むだけで何というか、凄まじく真理ついちゃってるジュネの本領が発揮されまくってると思われたのでご紹介。
「ジャーナリストたちは目くらましさながら次から次へと言葉を撒き散らすばかりで、それらの言葉を意識のなかでじっくりと萌芽させていくことにはかまけない。「暴力(ヴィオランス)」--そしてそれと分かちがたく対をなす「非暴力」という言葉が、その一例である。何であれ生命現象について、あるいはごく狭くとらえて生物学的現象でもよいが、それについて考えてみれば、暴力と生命がほぼ同義であることが理解できる」
ここには、ジュネの苛立ちが屹立している。
勝手に引用のことを語る
