そういえば。
柔らかく丸い月のお歌をと願っていたのにどうにも選びかねて。
(だいたい春は朧で夢うつつ、はたまた官能的であるのが月のお顔なのであった)
嘆けとて月やはものを思はするかこちがほなる我が涙かな(西行)
なんでこの歌が百人一首に入ってるのか謎なのだが(ていうか、あの選択基準はよくわからん)、困ったときは「百人一首」なのである。すぐアタマに浮かぶから。
泣きはしないが、月を仰ぐ。
慰撫するような月の光りと思えなかったわたしの今の気持ちには添う。
florentine(磯崎愛)のことを語る
