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勝手に引用のことを語る

「優しいなかに強みのある、気軽に見えても何処にか落着のある、馴々しくて犯し易からぬ品の可い、如何なることにもいざとなれば驚くに足らぬという身に応のあるといったような風の婦人」
泉鏡花『高野聖』より
 
これ、 初めて読んだミドルティーンのときからずっと、わたしの「理想の女(ひと)」(日本版)だったりする。