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日本代表(サッカー)のことを語る

22分のダイジェスト見た。これ、ブラジルは7点必要な試合だったら7点取れてたんじゃないかな。とか直感した。
「強豪がギアを上げてきた瞬間にたやすく打ち破られる守備」てのは98年であれ2006年であれ変わってないので、2010年のスタイルに戻さないと、強豪の足元をすくうロースコアゲームに持ち込むことはできないのじゃなかろうか。
宮澤ミッシェルさんも言ってた様に、プレスがボールを奪えるプレスになってないのも、「どこで行くか」と言う守備の約束事の消失を感じさせる。

個の力をアップさせないと、てのは悪い意味で欧州基準のサッカーの影響を受けてしまった結論と言うか、「個の力では基本的に及ばないから、攻守ともに多対一に持ち込む」と言う日本の強みの放棄につながってると思う。
そりゃ個の力をアップさせて1対1で何とかできりゃ強いけどさ、前提として「多対一にできる戦術力のアップ」が先でしょ。

攻撃面では、日本の強みを出す方法、ってのは香川と岡崎にシュートレンジでシュート打たせることだと思うんですよ。
なのであまり二人をウィンガーとして使いたくはない、香川もドリブラーではないと思うので、サイドから何とか抜けと言われても無理じゃろ、と。
そうすっと、一つのやり方としてはアジアカップの時とかの様に二人を中央寄りでプレイさせ、サイドは両SBを押し上げさせて担当してもらう。
または、3-4-2-1にして2のところを香川・岡崎に担当させる。
そうすると中央での関係も密になり選択肢も増えるんじゃないかと思うんですね。
問題は本田△をどう使うか、トップかボランチか。

いずれにせよ、「多対一」の戦術を進化させられないならW杯での希望はないし、それをどう意識付けて行くかなんですけど、2010年はやっぱり直前の危機的状況、ってのがあったと思うんですよね。あれでまとまった。
それを考えると、このコンフェデ、ひょっとして予定通り?、とも。