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КЛЮЧ:docedemayoのことを語る

そのとき赤いランドセルの子が後退しその場から誰より先に逃げたと思われたが、次の瞬間彼女は1mほどの枝を手に蛇に近づいていた。
枝先は小さく分かれていて彼女はこともなげに蛇の頭を押さえ、さぁ今のうちに!と子供たちに先を急がせた。蛇は胴体を枝に巻きつけてきた。しかし彼女は枝ごと用水路に放り込むだけでよかった。水に流されていく様を確認し、50mほど先を歩くランドセル達の元へと急ぐのであった。【アマゾネス記 1-3】