マグル育ちのハーマイオニーが、屋敷しもべに関する情報を図書館で集めて、未成年なりに差別問題に取り組もうとSPEWを作ったりするところが興味深かった。
日本の子供向け小説で子どもが「ぼくらの生徒会」以上の政治的な取り組みをする描写なんて考えられない。
そしてふだん同じような価値観を共有しているように思えた、屋敷しもべの奴隷待遇に慣れてる魔法界育ちが、ハーミーを鼻で笑ったり頭おかしいみたいに言うこととか、あいつらはそういう扱いが好きなんだと言われてハーミーが激怒することも、ダンブルドアが警告した通り「人間と同じ鋭い感受性をもつ生き物を尊重しないこと」が最悪の結果を招いたこともご都合主義じゃなくてよかった。
自分や自分に近い人にやさしい人が、同じ口で平気で弱者を虐げることがあって、やってる当人に悪気がないことがあるということが明白に描かれていた。
くたびれ はてこのことを語る
