もとの”ふと思った”と関係ないんだけど。
二十一世紀少年読本っていう映画の中で、やくざの慰み者にされた少女(っていうには年が行ってるのかな)(佳村萠)が出てくるんだけど、やくざの組長(桂三枝)に「たまには拒否して逃げるのも一興だから逃げてみろ」って言われて逃げるシーンがあるのね。で、ほんとに逃げるんだけど「ほんとに逃げるヤツがあるか!」って怒鳴られるんだよね。
少女に支配されたいっていうひとは、ほんとに支配されてこんな感じにならないのかな。ほんとにかちんとくる説教されたりしたとき、説教仕返したりしないのかな。いざとなったらやり込められるっていうのを保険に思ってるひともいるような気がする。たとえば売春窟で少女を買う人が少女にその種のプレイを望むときに。
実権もない、力もないちっちゃな王女さまに説教されて支配されるのは怖くない、みたいな。娘とこういう関係になってる父親を何人か思い浮かべられるんだけど、娘は父親に気を遣って父親に受けの良さそうなわがままを言うよ。好みを外すと父親に怒鳴られる。真の支配者は父親なの。支配と服従でSMっぽいけど、SはサービスのSって感じ。
って、ふと思った。
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