自閉症ていうかアスペルガーっていうか、とにかくそうだとわかってから、ふつうの人は具合が悪いときもっと非言語メッセージをばんばん出すものだとわかった。
「ふつうは、そうじゃないのよ。傷ついていたり、衰弱しているときは」
と医者に繰り返し言われた。
わたしは黙って遠くを見ていたりすれば顔色は悪いし、骨ばってるし、今にも死にそうな人に見えるけど、動いて喋っているととてもエネルギッシュに見える。具合が悪くてもばたりとなるまでは、「背筋を伸ばしてはっきりわかりやすく話すのは礼儀」といういつもの頭で行動するので、いよいよしゃがみこんだり床に横になるまで気付かれない。
終にばたりとなっても「なんか人前で非常識な人だな」と思われ、注意されたことも多い。「周囲に対して少しオーバーなくらい具合の悪さをアピールしろ」と夫に言われる。「それは嘘じゃなくてコミュニケーションだから」。
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