PIXERの映画で泣くことが多いけど、他の人はそんなとこで泣いてないとこで泣く。
Toystory1では引越しトラックを追いかけて、バズに抱きかかえられてるウッディが「飛んでる!」って言って、バズが「いいや、落ちてるだけだ」っていうところですごく泣いた。Mr.incredibleでは長男が水の上をあひゃひゃひゃ! と走りながら殺人マシーンから逃げているところ。Monsters.incではサリーが透明なランドールに殴られていることに気付かないマイクが、「俺もどってきたのにまだ怒ってるの?」とぺらぺら喋っているところ。
Toystoryは現実を受け入れる、望む自分ではなく、現実の自分を受け入れる映画だと思いながら見ていた。バズがスペースレンジャーではないと受け入れること、ウッディが自分はもはやNo.1ではないと受け入れるところ、それぞれが辛かった。そのふたりが最後に、自分がどうありたいかより、アンディというちいさな子どもに対してどうありたいかを考えるようになって、そこで感動した。勇敢だと思った。それがトラックのシーンによく表れていて泣いた。
Monsters, Incも、社会から脅威とされている子どもを守るために、大人ふたりが社会的な立場を犠牲にする決断を下すところに泣いた。社会的に成功していた大人が、ひとりは社会の見方に疑問を持って追われる側に立ち、もうひとりは友だちを信頼してフォローすることに決めたこと。立派な社会人で、世の中の怖さ大きさを知っているふたりが、子どものために社会を敵に回す決心をした勇気に感動した。マイクが雪山から戻ってきたとき、その決意を知って泣いた。
Mr.incredibleは、社会に受け入れられるために自分を殺してきた一家が、自分の命を守るために本来の自分の力を出し尽くすのが最善だったということに感動して泣いた。スーパーヒーローでいちゃだめ、それじゃ生きていけないといわれ続けた息子が大笑いしながら敵の追跡を逃れる姿にそれがよく表れていて、泣いた。
カールじいさんは最初から最後までだいたい泣いてたのでどことは言えない。過去を抱きしめながらいまを生きること、現実を受け入れること、そういう勇気に泣いた。過去を過去に出来なかったじいさんが現在に戻れなかったところによくそれが表れてた。カールはじいさんで、弱いようだけど、社会にどうこうしてもらおうと思っていない。子どもだからって甘く面倒みてやろうとも思っていない。でも一人前の男として、じいさんの中ではとうぜんのこととして、家を守るぞ、子どもも守るぞと思っていた。あのじいさんの力強さに感動して泣いた。
でもこんなとこじゃ泣かないよな、と思っていたらあるとき弟にその話をしたら、「Toy story見たとき、人目があったから泣かんやったけど、一人やったら泣いちょったかもしれん」と言っていて、なんかうれしかった。書いてたら涙でてきた。
くたびれ はてこのことを語る
