翌日父と阿蘇の峠でお茶を飲みながら話をした。
「きのう鍾乳洞で会った男の人に食事どうかって言われた」
「そいつは変態だ」
「えー!」
「鍾乳洞で知らない女に声をかけるような男は変態」
「はてこがカメラ渡して写真撮ってくださいって頼んだんだよ」
「じゃあおまえのせいだ。おまえ変態女だと思われたよ」
「えー!」
急に声をかけられたと思ったんだけど、向こうは誘われたと思われたんだねえ。
これがはてこの人生ただ一度ナンパ経験です。場所は鍾乳洞で、相手は仕事帰りで、服はツナギ、足元は白いゴム長靴で決めていました。
くたびれ はてこのことを語る
