セラピーの基本は「この世界の出来事は自分の手には負えない。もっと大きな力に委ねるしかない」で、これを自覚することから始まる。他人の人生や考え方ではなく、自分の足元見て、やれることをこつこつやって、手に負えないことは委ねようと考えるようになる。
「すべては自分しだい」という一見前向きな考えの背後には「世の中の出来事の責任は自分にある」という無茶な思想がある。そうすると悪いこと、恐ろしいことが起きたのは自分の責任ということで、そういうことが起きなかったのは自分の手柄ということになる。因果応報論。いまの人生に因果関係が見えなければ見えない前世から持ってくる。これは現実的に問題に取り組む上で合理的ではないと思う。
「すべては自分しだい」ではなく「どんな事態であっても自分にできることは何かしらある」というのが正確なところ。心の中で祈ることもふくめて、出来ることは何かしらある。
くたびれ はてこのことを語る
