眉根を寄せて見開いた眼をまばたきもせず、「ぅーん・・・ ぅーん・・・」とドップラー効果がかかった相槌を打っていた施術師さん。
あれが無条件の愛をもって話を聞くというメッセージを、人に伝える効果的な方法だったのかな。
いやみじゃなくて、ふつうの人は、あれをうれしく感じて泣いちゃったりするのかな。
自分はデリケートな話にはオーバーに反応されたくないから、ひとの話も淡々と聞くようにしてるんだけど、
「そうなの! まあ! ええ、ええ、わかるわ」
って絶妙な温かさでいえる人もいるよね。上辺だけでもそうしてほしいっていうひともいるんだろうな。
「やさしいあたたかさを表現しようという気があります」っていうことで。
はてこは犬のへえ顔や、猫の眠そうな半眼の方が、気楽に話せるよ。あいつら興味なくなったらどっか行くしな。正直だ。
酷い対応でも、少なくとも正直だということはそれだけで安心できるんだよね。
愛想笑いだって、酷い対応でしかも嫌味で不正直よりはずっといいけど。
コンビニには純粋な正直さより事務的な礼儀正しさを求めるけど。
くたびれ はてこのことを語る
