id:kutabirehateko は
くたびれ はてこのことを語る

キャンドルの入ったグラスを下から見てみたら、キャンドルにスイッチが付いていた。
上から見たら電気のランプが明るさを変えてチカチカと揺らめいていた。
これがグラスの波に反射して本物そっくりに見えていたのだった。
 
この店全体を象徴するような仕掛けだなと思った。
これをニセモノだと思うか、憧れを形にしたものだと思うかで、印象が分かれると思う。
わたしはなんだかいじらしくて切ないものだなあと思った。
 
こんな電気街の禍々しい風俗スレスレの店に囲まれた一角にしか、乙女の幻想を楽しむ店を作れないとは。乙女は平成狸合戦ぽんぽこのように環境開発によって住む場所を終われ、妖怪や妖精のように姿を消してしまったのかなと思った。女性の自由と乙女の自由は両立しないものなのか。大正・昭和の真性乙女のみなさんはどう思うことか。