
一人で部屋にいたとき、振り返ったら鏡台の横に脚があったことがあった。
脚だけ。ぜんぜん透けてない。まっすぐに立っている。
夜の9時頃、まだみんな起きている時間のことだった。
怖くてびっくりして兄の部屋に逃げた。
怖がっちゃダメだと言い聞かせて部屋に戻ってみたら、兄がいた。
「おい、どの辺に出たんか」
「そこ」
「おらんぞ」
そりゃあ、そういつまでもはいないんじゃないかな。
兄はムーを定期購読しており、心霊現象に熱烈な興味があった。
くたびれ はてこのことを語る


一人で部屋にいたとき、振り返ったら鏡台の横に脚があったことがあった。
脚だけ。ぜんぜん透けてない。まっすぐに立っている。
夜の9時頃、まだみんな起きている時間のことだった。
怖くてびっくりして兄の部屋に逃げた。
怖がっちゃダメだと言い聞かせて部屋に戻ってみたら、兄がいた。
「おい、どの辺に出たんか」
「そこ」
「おらんぞ」
そりゃあ、そういつまでもはいないんじゃないかな。
兄はムーを定期購読しており、心霊現象に熱烈な興味があった。