日頃「独身を貫いて神に仕える」という生き方を奨励する宗教組織に属していた子持ちの女性が、
「でもやっぱり子どもを産んだことのない女性っていつまでも子どもだと思う」
と得意げに言っていたのを思い出した。
どんなに高潔な志を持って清廉潔白に生きていても、子どもを産んでいない女性は半人前。
「でもやっぱり」ってすごいよね。その前の論理がどんなに厚くても、問答無用で全否定だ。
ああ、なんだかすっきりしてきた。
なんでもいいから誰かと関係持って童貞捨てろって言う人みたいに、
なんでもいいから早く妊娠して出産しろって思ってる人がいるんだね。
「プライベートな問題を親しくもない人間が詮索するのは失礼」ということじゃなく、
「童貞に童貞って指摘するのはかわいそうだからやめてあげようね」っていう感覚で
「あわれな半人前の子どものいない女性はそっとしておいてあげようね」って思ってるのかもな。
あの不愉快な上からの哀れまれ感はそこからくるのかもしれない。
くたびれ はてこのことを語る
