実家のことですが
DeNAの南場智子さんの「ことに向かう力」スピーチを読んだら
「チームの底力は多様性があるほど強い」
と書いてあって、わたしやもちお、父や継母ちゃんやケアマネの人たちが違えば違うほど
チームとしては底力があるのかもしれない、と思い直しました。
確かに父や継母ちゃんはわたしに出来ないことをやってのけますし、ケアマネさんもそうでしょう。
わたしは祖父を苦痛から遠ざけたいと思うあまり視野が狭くなっていました。
「本当に単一のまったく似たようなメンバーの組織はまとめやすいんだけれども、変化に弱いし、改革に弱い」
ともあり、確かにわたしに似たような人ばかりだとまずいのは認めざるを得ません。
まったく似たようなメンバーの組織といったら宗教団体や北朝鮮のようなところです。
選択肢に迷いがなく、推進力はありそうだけれど、「それ以外」の選択がない。
実際わたしは思い詰めてどうしていいかわからないところにいました。
こういうとき独裁者スイッチを持っていたらあっという間に人員削減してしまいそうです。
こうしたことをつらつらと考えながら祖父に会いに実家へ行ったら
継母ちゃんが実母ちゃんとまったく違う人だったことで救われたこと、目が開けたことがたくさんあったこと
その中には「夫婦は喧嘩をしても仲直りが出来る、だから不和を恐れなくていい」という生きた教えもあり
それがいまのわたしともちおの関係をとても強めてきたことを思い出しました。
頭に来ているときはそういうことをなしに考えてしまっていました。
