父の友人の有名な藪医者の処方された下剤を飲んで以来祖父は下痢が止まらない。
肛門からぽたぽた垂れるのでオムツを当てている。
継母と二人で藪医者にその後の経過を相談に行ったら
「何を出したかねえ。ああ、これは半分でよかったんやが」
と言いやがった。
倍量の下剤を朝晩二回、一週間分出されていた。
たまたま薬局で頓服として使うのか常用するのかを尋ねたところ
「排泄があればやめていい」
と言われたので一度しか飲んでいなかったけど
全部飲んでたら酷い下痢で苦しんだ挙句大袈裟じゃなく死んでたんじゃないのか。
こいつはピックで刺しておきたい。
また横で継母が「あたしが!あたしが!」と出てくるので祖父の様態が正確に伝わらない。
とにかくもう少し弱い下剤と貧血対策に増血剤を出されてひとまず帰った。
