VNYKは現在半分政府が出資した人材派遣会社で働いている。
ベトナム人労働者を日本に派遣するには一人70万円ほどかかる。
そのお金はどこに行くのか。「僕はそれ知りたくないです」とVNYKは言う。
通常ベトナム人たちは日本での生活費プラス7~8万の給料をもらい、貯金する。
そして3年がかりで最初の70万を返し、残りを持って本国へ帰る。
さてベトナムかわいこちゃんが留学生として日本に来た場合
「審査はもと難し」とVNYKは言う。
なぜなら留学生の場合、親の所得も調査されるのだけれど、彼女は片親で貧しい。
本人の預金残高も見られるが銀行に口座を開くところから始めなければならない。
そこにお金を入れるにしても、日本から振り込むと自分で稼いでないんだね、って話になる。
だから出資してやるなら現金を日本から持参する必要がある、とVNYKは言う。
「そのお金はVNYKが父に借りてるお金を立て替えて振り込めばいいんじゃないの?」
「まあ、そういうホウホもあるだけど」←ものっすごくうんざり顔
「それかかわいこちゃんを労働者として受け入れたら簡単ってことだよね?」
「んー、それもできるかもしれないだけど」←心底やりたくない顔
「VNYKは一度かわいこちゃんに袖にされて根に持っている」
というのがもちおの見解。かわいこちゃんは貧しいが賢い。VNYKはイケメンでコネもカネもあるボンボンである。
しかしかわいこちゃんはなびかないので怨んでいるのだろう、ということ。
VNYKは手玉にとれないかわいこちゃんが自分抜きでサクセスするのが嫌なのだろう。
めんどくさい。きっとわたしともちおがいろいろ調べて手続きすることになるんだろう。誰か教えて。
