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くたびれ はてこのことを語る

親に言って、中学生男子らを見つけ出すとか、同級生男子の家に行くという方法もあったんじゃないかと思うけど
「女のくせに生意気だったはてこも悪い」
「相手が大勢いたにせよ自分も手を挙げたなら両成敗」
みたいに言われただろうなと思う。女は痛い目を見て男に逆らわないことを学んでおくのがいいことみたいな風潮があった。
一切手も口も出さず、やられっぱなしで潔白な場合か、一人で全員叩きのめしてくるか、どっちかじゃないとダメ。
早い段階で泣いて、場の空気を支配しているリーダー格を狼狽させるとか、強い大人を引き込むとか
そいういうのがあのころの地元での女の子には有効な戦い方だったと思う。
よく考えたらこれは普通にいじめなんだけど、男から女へ、年長者から年下へというのは躾みたいに扱われるところがあった。
「かわいがり」とか、そういう土壌で生まれるんだろうな。新入りイジメ、嫁いびりとかさ。
いまのわたしがあのころのはてこちゃんのそばにいたら、ニコニコ笑顔で近づいて、あいつら痛い目遭わせてやるのにな。